電話予約 電話予約 ご予約・お問い合わせはこちら ※予約優先制 TEL:052-768-6622矯正相談の患者様は矯正担当医の出勤日に合わせてご予約をお取りしますのでお電話でのご予約をお願いします。WEB予約 WEB予約

名古屋市守山区の歯医者・矯正歯科 おばた歯科・矯正歯科

ご予約・お問い合わせ※予約優先制
052-768-6622
診療時間
9:00~12:30 / 14:00~18:30
(土曜日 9:00~13:00 / 14:00~18:00)
休診日
日曜・祝日

新着情報

NEWS

親知らずを抜かないとどうなる?抜かないことによるデメリットと注意点

▼目次


1. 親知らずを抜かないとどうなる?将来的に起こりやすいトラブル
2. 親知らずの痛みがないからといって油断してはいけない理由
3. 親知らずを抜かない場合の定期的なチェックと注意点
4. 親知らずの抜歯が勧められるケース

親知らずは、まっすぐ生えていれば問題ないこともありますが、実際には斜めや横向きに生えたり、途中で止まってしまうケースが多く、周囲の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼすことがあります。「痛くないから」と放置すると、思わぬトラブルに発展することも少なくありません。
今回は、親知らずを抜かないデメリットや注意点、さらにトラブルを防ぐためにできる対策について解説します。

 

1. 親知らずを抜かないとどうなる?将来的に起こりやすいトラブル

親知らずのイラスト

親知らずを抜かずに放置した場合、将来的にさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。特に、親知らずが斜めや横向きに生えていたり、歯ぐきの中に埋もれたままだと、周囲の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼすことがあります。以下では、親知らずを抜かないことで将来的に起こりやすいトラブルについて解説します。

①むし歯や歯周病の原因になることがある
親知らずは一番奥にあり、歯ブラシが届きにくいため、磨き残しが多くなりがちです。
その結果、むし歯や歯周病のリスクが高まりやすく、悪化すると隣の歯にまでむし歯が広がってしまうこともあります。

②隣の歯を押して歯並びが乱れるケースも
親知らずが斜めや横向きに生えている場合、隣の歯を押す力が加わるため、歯並びが崩れる原因になることがあります。特に矯正治療後の方にとっては、せっかく整えた歯列が乱れる恐れがあるため注意が必要です。

③歯ぐきや顎の炎症を引き起こしやすい
親知らずのまわりに汚れが溜まると、歯ぐきが炎症を起こすことがあります。
この炎症は「智歯周囲炎」と呼ばれ、腫れや痛みに加え、口が開きにくくなるなどの症状を引き起こすこともあります。

④顎関節や骨に影響が出ることも
深く埋もれた親知らずが、顎の骨や神経に近い位置にある場合、神経を圧迫することで痺れや痛みを引き起こすことがあります。特に下顎の親知らずは注意が必要です。

⑤嚢胞(のうほう)を形成する可能性がある
埋まったままの親知らずの周囲に、液体がたまった袋状の嚢胞ができることがあります。嚢胞が大きくなると、周囲の骨を溶かしたり、他の歯に影響を与えることがあります。

将来的なトラブルを防ぐためにも、まずは親知らずの状態をしっかり把握し、必要に応じて適切な処置を検討することが大切です。

 

2. 親知らずの痛みがないからといって油断してはいけない理由

親知らずのイラスト

親知らずが生えていても、「痛みがないから大丈夫」と放置してしまう方は少なくありません。ですが、痛みがなくても将来的にトラブルを引き起こす可能性はあるため、注意が必要です。ここでは、親知らずに痛みがなくても油断してはいけない理由を解説します。

①痛みが出る前に問題が進行していることがある
親知らずは、トラブルが起きても初期段階では自覚症状が出にくいことが多く、気づいたときにはむし歯が進行していたり、歯ぐきが腫れているケースもあります。症状が出てからでは、治療の選択肢が限られることもあります。

②隣の歯に悪影響を及ぼすことがある
親知らずは、すぐ隣の第二大臼歯と非常に近いため、むし歯や歯周病が広がりやすくなります。これにより、本来問題のなかった健康な歯まで治療が必要になってしまうこともあります。

③骨や神経のトラブルにつながる可能性も
親知らずが神経や顎の骨に近い位置にある場合、知らないうちに圧迫や炎症が起きている可能性があります。レントゲンで確認するまで分からないことも多いため、無症状でも注意が必要です。

④智歯周囲炎が繰り返されるリスクが高まる
親知らずが半分だけ顔を出しているような場合、歯ぐきとの隙間に細菌が入りやすく、炎症を起こしやすい状態になります。一度治まっても再発することが多く、慢性的な不調につながることもあります。

⑤抜歯のタイミングに注意
年齢が上がるほど骨が硬くなる傾向があるため、親知らずの抜歯が難しくなることがあります。また、神経との距離が近くなりやすいため、抜歯による神経損傷のリスクが高まることもあります。

親知らずに痛みがなくても、実はトラブルが進行している可能性があります。だからこそ、症状の有無に関わらず、定期的なチェックが欠かせません。

 

3. 親知らずを抜かない場合の定期的なチェックと注意点

親知らずのイラスト親知らずをすぐに抜かないと判断した場合でも、放置して良いわけではありません。抜歯をせず経過観察を選んだときは、定期的なチェックと正しいケアが欠かせません。ここからは、親知らずを抜かない場合の定期的なチェックポイントと注意点について解説します。

①定期的なレントゲン撮影が必要

親知らずの正確な位置や向き、顎の骨や神経との関係は、肉眼ではほとんど確認できません。そのため、6か月~1年に1回程度は歯医者でレントゲンを撮影し、変化を確認することが大切です。親知らずが少しずつ動いて隣の歯を圧迫したり、歯ぐきの中で炎症が起きたりすることもあるため、目に見えないリスクを把握することが予防につながるでしょう。

②ブラッシング指導を受ける
親知らずは一番奥にあり、歯ブラシが届きにくく汚れが溜まりやすい場所です。
むし歯や歯周病の原因になりやすいため、歯科衛生士によるブラッシング指導を受けたり、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方を学んだりすることが大切です。
また、親知らず周囲の清掃が難しい場合は、歯医者で定期的にクリーニングを受けるとよいでしょう。

③痛みや違和感が出たときはすぐ受診
違和感や軽い痛みでも、「すぐ治るだろう」と自己判断せず、早めに歯医者を受診しましょう。特に、親知らず周囲が腫れている、口が開けにくい、熱っぽさがある場合は、智歯周囲炎の可能性があります。放置すると症状が悪化し、抗菌薬の服用や外科的な処置が必要になることもあります。

④妊娠・体調変化を考慮して計画的に管理
女性の場合、妊娠中は親知らずの抜歯を避けることが一般的です。
妊娠中に親知らずが腫れると、薬の使用や処置に制限が出ることがあるため、妊娠前に親知らずの状態を確認しておくことが推奨されます。
また、全身疾患や服薬の影響で抜歯が難しい場合もあるため、持病がある方は特に定期的な管理が必要です。

⑤将来的に抜歯の判断が変わることもある
今は問題がないように見えても、将来的に抜歯が必要になるケースもあります。親知らずの状態は加齢とともに変化するため、定期検診の結果を踏まえて、必要に応じて方針を見直すことが大切です。早めの対応が、治療の負担を軽減するポイントとなるでしょう。

親知らずを抜かない選択をした場合でも、状態を「放置」せず「観察」することが重要です。
歯科医師との連携を保ちながら、トラブルの芽を早期に見つけて対処することで、長期的な口腔内の健康につながると言えるでしょう。

 

4. 親知らずの抜歯が勧められるケース

笑顔の歯科衛生士

親知らずは、すべての人が必ず抜かなければならないわけではありませんが、以下のようなケースでは抜歯が推奨されることがあります。抜歯が必要かどうかは、個々の状態に合わせて慎重に判断されます。以下に、親知らずの抜歯が勧められるケースを解説します。

①横向き・斜めに生えている場合
親知らずが横向きや斜めに生えていて隣の歯を押している場合は、歯並びが乱れたり、むし歯の原因になったりすることがあります。
こうしたケースでは、自覚症状がなくてもレントゲンで確認し、早めの処置を検討することがあります。

②一部しか生えていない・歯ぐきに被っている場合
親知らずが完全に出ていない状態では、歯ぐきとの間に汚れが溜まりやすく、細菌が繁殖しやすくなります。
この状態は「智歯周囲炎」を繰り返すリスクがあり、再発を防ぐために抜歯が推奨されることがあります。

③むし歯や歯周病が進行している場合
親知らずや隣の歯にむし歯や歯周病が見られる場合、治療が難しいことから抜歯が選ばれることがあります。
奥歯は器具が届きにくいため治療が難しく、早めに抜歯することで口腔内の環境を守る効果が期待できます。

④歯列矯正を予定している場合
矯正治療の前に、親知らずが歯の動きを妨げる位置にあると判断された場合は、治療計画の一部として抜歯が行われることがあります。
特に下の親知らずは前の歯を押す力が強いため、矯正後の後戻りを防ぐために抜歯が必要になることもあります。

⑤ 症状を繰り返している場合
腫れや痛み、違和感が何度も繰り返す場合、慢性的な炎症で周囲の骨や歯ぐきにダメージが蓄積している可能性があります。
症状の頻度が増すほど治療が複雑になることもあるため、再発を防ぐために抜歯が勧められる場合があります。

⑥年齢が上がる前に抜歯を検討することも
20代から30代のうちに抜歯をすると、治りが早い傾向があり、抜歯によるリスクを抑えやすいとされています。一方で、年齢を重ねると骨が硬くなりやすく、神経との距離も近くなるため、抜歯の難易度が上がることがあります。体調や生活スケジュールに余裕のある時期に、早めの検討をするとよいでしょう。

親知らずの抜歯は、術後に腫れたり痛みが出たり、まれに神経に影響が出ることもあります。そのため、歯科医師と相談しながら、自身の体調や生活に合わせて、無理のないスケジュールで進めていくことが大切です。

 

5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科 の親知らず抜歯治療

名古屋市守山区の歯医者「おばた歯科・矯正歯科」では、親知らずに関する様々なご相談・診断・抜歯治療に対応しています。

当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が院内に常勤しているため、幅広い親知らずの治療を院内で対応いたします。
抜歯が必要なケースから、経過観察が適しているケースまで、精密な診査を通じて、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。

<おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>

①CT完備の精密診断
親知らずの状態を正確に把握するために、レントゲンに加え歯科用CTを完備しています。
安全性と精度を重視した治療のため、歯科用CTで歯の向きや深さ、神経との距離を三次元で確認します。抜歯の必要性やリスクについても、わかりやすい画像を使って丁寧にご説明いたします。

②痛みに配慮した抜歯処置
抜歯が必要と判断された場合には、表面麻酔+局所麻酔を組み合わせて、できるだけ痛みを抑えた処置を行います。リラックスできる環境づくりにも配慮し、痛みへの不安が強い方も安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

③専門医による院内対応
親知らずが骨の深くに埋まっていたり、神経に近いなどの難症例に対しても、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
基本的には外部への紹介に頼らず院内で一貫して対応することで、スムーズな親知らず抜歯治療体制を整えています(症状などによっては大学病院等へご紹介をするケースもございます)。

親知らずは将来の歯列や口腔内環境にも関わる重要な歯のひとつです。当院では、精密な診断と丁寧なご説明を通して、一人ひとりに合わせた親知らず治療プランをご提案いたします。

 

まとめ

親知らずは、必ずしも抜かなければならないものではありません。しかし、抜かずに放置することで、将来的にむし歯・歯周病・歯並びの乱れ・顎の炎症など、さまざまなトラブルを引き起こすリスクがあります。痛みがなくても油断せず、定期的なレントゲンや歯医者でのチェックを通じて、親知らずの状態を確認しておくことが大切です。抜歯が推奨される場合には、治療のタイミングやリスクについて理解し、歯科医師とよく相談して判断しましょう。

名古屋市守山区周辺で親知らずについてお悩みの方はおばた歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 

監修:医療法人社団 躍心会 理事長 鬼頭 広章

所属学会
国際インプラント学会 ICOI Fellow
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本デジタル矯正歯科学会 会員
日本臨床歯科学会 SJCD 会員
MID-G 理事
名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
K-Project 会員

取得資格
USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
東京SJCDレギュラーコース修了
OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
インビザライン矯正 ベーシックコース修了
5D アドバンスコース修了
2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
矯正LASコース受講
歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
CSTPC受講
2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
アライナーオルソドンティクス6デイズコース
明海大学国際インプラント学会認定コース
ハーバード大学歯学部日本CEコース

認定医
日本デジタル矯正歯科学会
日本顎咬合学会

2025.08.25 | スタッフブログ

親知らずは何本目の歯?全部で何本?よくあるトラブルと注意点も解説

▼目次


1. 親知らずは何本目の歯?
2. 親知らずは全部で何本?生えてこない人もいるの?
3. 親知らずによくあるトラブルと対処法
4. 親知らずに関する注意点と定期検診の重要性

「親知らずが生えてきたけど、これって全部で何本あるの?」と疑問に思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
実は、親知らずはすべての人に生えるわけではなく、本数や生え方にも個人差があります。
また、中にはまったく生えてこない人もおり、その理由を知っておくことも将来のトラブル予防に役立つかもしれません。
今回は、親知らずの基本的な位置や本数に加え、よくあるトラブルや注意点についても詳しく解説します。

 

1. 親知らずは何本目の歯?

親知らずのイラスト

親知らずは、上下左右の奥歯のさらに一番奥にある「第三大臼歯」と呼ばれる歯のことです。
通常、永久歯は上下左右で28本ありますが、親知らずはこの28本に加えて生えてくる歯で、最大で4本存在します。
以下では、親知らずについてさらに詳しく解説していきます。

①親知らずは何本目の歯?
永久歯は中央の前歯を1番として、奥に向かって順番に番号が付けられています。親知らずはこの中で一番最後、8番目に位置する歯です。上下左右それぞれに1本ずつ、合計4本存在する可能性があります。

②第三大臼歯という名前
親知らずは正式には「第三大臼歯」といいます。第一大臼歯(6番目)、第二大臼歯(7番目)の後に生えてくるため、この名前がついています。

③生える時期は10代後半から20代前半が多い
親知らずは、一般的に10代後半から20代前半にかけて生えてくることが多い歯です。
この時期は、親が子どもの成長にあまり関与しなくなる年代であることから、「親知らず」と呼ばれるようになったと言われています。

④骨格やスペースによって生え方が異なる
親知らずは、顎の奥のスペースが狭いため、まっすぐに生えず、斜めや横向きに生えてくることがあります。
こうした生え方が原因で、痛みや腫れなどのトラブルを引き起こすことがあります。

⑤位置や状態によっては気づかないこともある
親知らずは歯ぐきの下に埋まったまま生えてこないことが多く、レントゲンを撮るまで存在に気づかないこともあります。

親知らずは、歯列の一番奥に位置する8番目の歯で、他の歯とは少し異なる特徴を持っています。
その位置や生え方によっては、口腔内全体の健康に大きな影響を及ぼすことがあるため、歯科医師による定期的な診察が欠かせません。

 

2. 親知らずは全部で何本?生えてこない人もいるの?

親知らずのイラスト

親知らずは、上下左右の奥歯のさらに奥に1本ずつ、最大で4本ありますが、必ずしもすべてが生えるとは限りません。
本数や生え方には大きな個人差があり、中にはまったく生えない人もいます。
ここでは、親知らずがどのように生えてくるのか、生え方のパターンや特徴について解説します。

①親知らずの本数は0〜4本
親知らずは通常、上下左右1本ずつ、合計4本あります。しかし、実際には1〜2本しか生えない人や、まったく生えてこない人もいます。これは、遺伝や顎の大きさ、生えるためのスペースの有無などによって個人差があります。

②生えてこない人は珍しくない
近年は顎の小型化が進んでいることもあり、親知らずがまったく生えてこない人も珍しくありません。
レントゲン撮影で親知らずの有無を確認することはできますが、生えてくるかどうかには個人差があり、一概に予測するのは難しいとされています。

③途中までしか生えてこない「半埋伏」のケースも
親知らずの中には、歯ぐきから一部だけ顔を出して止まってしまう「半埋伏」の状態もあります。この状態では、歯磨きがしにくく細菌が溜まりやすいため、むし歯や炎症を引き起こすことがあります。

④埋伏歯はトラブルの原因になることも
完全に歯ぐきや骨の中に埋まったままの親知らずは、「完全埋伏歯」と呼ばれます。
一見すると問題がなさそうに見えますが、まれに隣の歯を圧迫して歯並びを乱したり、「嚢胞(のうほう)」と呼ばれる袋状の病変ができたりすることがあります。

⑤生えない場合でも注意が必要
親知らずが見えていないからといって、油断は禁物です。レントゲンで埋まっていることが確認された場合は、定期的な経過観察が推奨されます。状態によっては抜歯などの処置を検討することもあります。

親知らずの本数や生えるかどうかは人それぞれですが、親知らずの有無を正しく把握しておくことは、将来の口腔内トラブルを予防するうえで非常に重要です。

 

3. 親知らずによくあるトラブルと対処法

親知らずのイラスト親知らずは必ずしも問題を起こすわけではありませんが、斜めに生えたり途中で止まったりすると、さまざまなトラブルの原因になることがあります。
適切な処置を行うには、早めに状態を把握し、必要に応じて対処することが大切です。
以下では、親知らずによくあるトラブルとその対処法について解説します。

①むし歯や歯周病のリスクが高まりやすい
親知らずは奥まった位置にあるため、歯ブラシが届きにくく、汚れが溜まりやすい環境になりがちです。
そのため、親知らず自体がむし歯になるだけでなく、隣の第二大臼歯にもむし歯や歯周病が広がるおそれがあります。

②歯ぐきの腫れや痛みが起こることがある
親知らずの周囲の歯ぐきに起こる炎症「智歯周囲炎(ちししゅういえん)」は、よく見られるトラブルの一つです。痛みや腫れ、口の開けづらさ、発熱を伴う場合もあります。再発しやすいため、繰り返す場合は抜歯を検討することもあります。

③隣の歯を押して歯並びが乱れる可能性も
横向きに生えた親知らずが隣の歯を圧迫して押し出すことで、歯並びが乱れる原因になることがあります。
特に矯正治療後は歯並びを保つ妨げになることもあるため、事前に親知らずの状態を確認しておくことが重要です。

④口臭や膿の原因になるケースもある
親知らず周辺に汚れが溜まると、細菌が繁殖しやすくなり、口臭の原因になることがあります。炎症が進行すれば、膿が出たりすることもあり、日常生活に支障をきたす場合もあります。

⑤顎の痛みや違和感を感じることがある
親知らずが顎の骨や神経に近い場所にある場合、圧迫によって顎の痛みや痺れが出ることがあります。放置すると症状が悪化することもあるため、適切な診断と処置が必要です。

⑥対処法は状態に応じて異なる
親知らずのトラブルがあっても、必ずしも抜歯が必要になるわけではありません。問題がなければ経過観察となることもありますが、むし歯や炎症がある場合は抜歯が推奨されることもあります。歯科医師の診断をもとに、最適な対応を選ぶことが大切です。

親知らずが原因で起こるトラブルは多岐にわたりますが、早期に対応することで重症化を防げる可能性があります。痛みがなくても、定期的な診察を受けるようにしましょう。

 

4. 親知らずに関する注意点と定期検診の重要性

笑顔の歯科衛生士

親知らずは、生えてくるかどうかも含めて個人差が大きいため、思わぬトラブルに発展することがあります。そのため、生えてきたときの対処法や注意点についても理解しておくことが大切です。以下に、親知らずに関する注意点と定期検診の重要性について解説します。

①痛みや腫れを放置しない
親知らずの痛みや腫れを「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、炎症が広がり、膿がたまる原因になることがあります。早期の段階での受診が、重症化を防ぐ最も効果的な方法といえるでしょう。

②抜かない選択肢もある
親知らずが真っ直ぐ生えており、他の歯や歯ぐきに悪影響を及ぼしていない場合は、抜かずに経過観察を行うこともあります。その際は、定期的なレントゲン撮影などで状況を確認することが求められます。

③年齢が若い方が抜歯しやすい
一般的に、骨が柔らかい若いうちのほうが抜歯の難易度が低く、回復も早いとされています。
30代以降は骨が硬くなる傾向があるため、抜歯に時間がかかることもあります。

④定期検診で早期発見を
親知らずに問題があっても、自覚症状がないことがあります。歯医者で定期検診を受けることで、問題が起こる前に早期発見・対策につながる場合があります。

親知らずの管理は自己判断せず、歯科医師の専門的な診断を受けることが重要です。特に違和感や痛みがある場合は、早めの受診を心がけましょう。

 

5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科 の親知らず抜歯治療

名古屋市守山区の歯医者「おばた歯科・矯正歯科」では、親知らずに関する様々なご相談・診断・抜歯治療に対応しています。

当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が院内に常勤しているため、幅広い親知らずの治療を院内で対応いたします。
抜歯が必要なケースから、経過観察が適しているケースまで、精密な診査を通じて、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。

<おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>

①CT完備の精密診断
親知らずの状態を正確に把握するために、レントゲンに加え歯科用CTを完備しています。
安全性と精度を重視した治療のため、歯科用CTで歯の向きや深さ、神経との距離を三次元で確認します。抜歯の必要性やリスクについても、わかりやすい画像を使って丁寧にご説明いたします。

②痛みに配慮した抜歯処置
抜歯が必要と判断された場合には、表面麻酔+局所麻酔を組み合わせて、できるだけ痛みを抑えた処置を行います。リラックスできる環境づくりにも配慮し、痛みへの不安が強い方も安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

③専門医による院内対応
親知らずが骨の深くに埋まっていたり、神経に近いなどの難症例に対しても、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
基本的には外部への紹介に頼らず院内で一貫して対応することで、スムーズな親知らず抜歯治療体制を整えています(症状などによっては大学病院等へご紹介をするケースもございます)。

親知らずは将来の歯列や口腔内環境にも関わる重要な歯のひとつです。当院では、精密な診断と丁寧なご説明を通して、一人ひとりに合わせた親知らず治療プランをご提案いたします。

 

まとめ

親知らずは8番目の歯で、最大4本生える可能性がありますが、実際には生えてこない人も多く、トラブルの原因にもなりやすい歯です。むし歯や炎症、歯並びの乱れなどを引き起こすリスクがあるため、状態に応じて抜歯や経過観察といった適切な判断が必要です。

名古屋市守山区周辺で親知らずについてお悩みの方はおばた歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 

監修:医療法人社団 躍心会 理事長 鬼頭 広章

所属学会
国際インプラント学会 ICOI Fellow
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本デジタル矯正歯科学会 会員
日本臨床歯科学会 SJCD 会員
MID-G 理事
名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
K-Project 会員

取得資格
USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
東京SJCDレギュラーコース修了
OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
インビザライン矯正 ベーシックコース修了
5D アドバンスコース修了
2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
矯正LASコース受講
歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
CSTPC受講
2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
アライナーオルソドンティクス6デイズコース
明海大学国際インプラント学会認定コース
ハーバード大学歯学部日本CEコース

認定医
日本デジタル矯正歯科学会
日本顎咬合学会

2025.08.22 | スタッフブログ

親知らず抜歯の麻酔にはどんな種類がある?選び方や効果の違いを解説

▼目次


1. 親知らずの抜歯に使われる麻酔の種類とは
2. 親知らず抜歯の麻酔の違いと選び方
3. 親知らず抜歯の麻酔の効果とは?
4. 親知らずの抜歯後に気をつけたい注意点

親知らずの抜歯と聞くと、「痛そう」「麻酔は本当に効くのかな?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。特に初めての抜歯では、どんな麻酔が使われるのか、どれくらい効くのかが分からず、治療に踏み切れないという方もいるかもしれません。最近では、患者さんの体質や治療の内容に応じて、いくつかの麻酔方法から選べる場合があります。
今回は、親知らずの抜歯で使われる麻酔の種類とそれぞれの違い、効果や注意点まで解説します。
 

1. 親知らずの抜歯に使われる麻酔の種類とは

親知らずのイラスト

親知らずの抜歯で使われる麻酔には、いくつかの種類があります。それぞれに特徴があり、抜歯の難易度や患者さんの体質・希望に応じて使い分けられます。
ここでは、親知らずの抜歯でよく使われる主な麻酔の種類と、その特徴について解説します。

①局所麻酔
歯ぐきのまわりに麻酔薬を注射し、処置を行う部分の痛みを感じにくくする、最も一般的な麻酔方法です。
意識ははっきりしており、会話も可能です。比較的簡単な抜歯の場合にはこの方法が使われることが多く、麻酔がしっかり効いていれば、処置中の痛みは感じないことがほとんどです。

②伝達麻酔
主に下顎の親知らずを抜くときに使われる麻酔方法です。下顎の奥にある神経に麻酔を効かせるため、広範囲にしっかりと効果が期待できます。施術中の痛みを抑えられる反面、麻酔が効いている間は唇や舌の一部が痺れたように感じることもあります。

③静脈内鎮静法
点滴から鎮静薬を投与し、ウトウトと半分眠ったようなリラックス状態にする麻酔方法です。不安が強い方や、難しい抜歯の際に使われることが多く、局所麻酔と一緒に行うことがほとんどです。施術中の記憶がほとんど残らない場合もあり、痛みや不安を感じにくくなります。

④笑気麻酔
鼻から笑気ガスを吸い込み、リラックスした状態で処置を受けられる方法です。意識はありながら不安や緊張を和らげる効果があり、局所麻酔と併用されることが一般的です。

それぞれの麻酔にはメリット・デメリットがありますが、歯科医師と相談しながら自分に合った方法を選ぶことが大切です。しっかり理解しておくと、抜歯の不安も軽減されるでしょう。

 

2. 親知らず抜歯の麻酔の違いと選び方

親知らずのイラスト

麻酔の種類にはそれぞれ特徴があり、親知らずの位置や抜歯の難易度、患者さんの体調や不安の程度に応じて選び方が異なります。
ここでは、親知らずの抜歯での麻酔の選び方について解説します。

①局所麻酔と伝達麻酔
局所麻酔は親知らずの周囲にだけ効かせる方法で、主に上顎や比較的抜歯が簡単なケースに適していることがあります。一方、伝達麻酔は主に下顎の親知らずに使われ、広範囲の神経に作用するため、唇や舌まで痺れが及ぶことがあります。どちらの麻酔を選ぶかは、親知らずの位置や生え方、そして歯科医師の判断によって決まります。

②静脈内鎮静法
抜歯に対する恐怖感が強い方や、処置に時間がかかると予想される場合に選ばれることがあります。施術中はほとんど記憶が残らず、不安を和らげる効果が期待できます。

③笑気麻酔の特徴
笑気ガスを鼻から吸入することで、軽いリラックス状態になります。意識は保たれたまま治療を受けられるため、軽度の不安がある方に向いているとされています。

④リスクと制限の違い
局所麻酔や伝達麻酔は多くの方に使える可能性がありますが、静脈内鎮静法や笑気麻酔は持病や服薬状況によって使えない場合があります。使用の可否は歯科医師の判断が必要です。

麻酔は痛みを抑えるだけでなく、不安を軽減する役割も果たします。納得できる方法を歯科医師と相談しながら選びましょう。

 

3. 親知らず抜歯の麻酔の効果とは?

親知らずのイラスト
麻酔の種類によって、親知らずの抜歯中に感じる感覚や体の反応は異なります。それぞれの麻酔法の効果や特徴を理解しておくことで、治療への不安が軽減しやすくなるでしょう。ここからは、親知らずの抜歯で使われる麻酔の効果の違いについて解説します。

①局所麻酔の効果と感覚
処置を行う部分にのみ麻酔が効くため、痛みは感じにくくなります。意識ははっきりしており、会話も可能です。ただし、「押されている」「引っ張られている」などの感覚は残ることがあります。

②伝達麻酔の効果と感覚
下顎の親知らず抜歯に使われることが多く、神経の根元近くに作用します。そのため、広い範囲にしっかりと効果が期待できます。唇や舌の一部が痺れる感覚が出ることもありますが、数時間で元に戻ることがほとんどです。

③静脈内鎮静法の効果と感覚
うとうととした半分眠ったような状態で抜歯を受けられるため、施術中の記憶はほとんど残りません。意識は完全に失われるわけではなく、歯科医師の声かけには反応できる状態です。治療後はゆっくり休む時間が必要となります。

④笑気麻酔の効果と感覚
鼻から吸う笑気ガスによって穏やかな鎮静状態になり、不安を感じやすい方もリラックスして治療を受けやすいとされています。意識は保たれているため、歯科医師とのやり取りも問題なく行えることが多いです。

⑤麻酔が切れるまでの注意点
効果は通常1~3時間で切れていきますが、まれに長く痺れが残る場合もあります。感覚が戻るまでは誤って舌や頬を噛まないよう注意が必要です。

それぞれの麻酔による感覚の違いをあらかじめ理解しておくことで、施術中の状況を冷静に受け止めやすくなります。治療を落ち着いて受けるためにも、麻酔の作用や注意点について事前に知識を持っておくことが重要です。

 

4. 親知らずの抜歯後に気をつけたい注意点

笑顔の歯科衛生士

麻酔が切れた後や、麻酔の影響が残っている間には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。特に体調管理や行動制限について理解しておくことが、術後のトラブルを防ぐうえで大切です。ここでは、親知らずの抜歯後に気をつけたい麻酔の影響について解説します。

①痺れが残る時間への注意
伝達麻酔を使用した場合、唇や舌の痺れが数時間程残ることがあります。痺れている間に食事をすると、舌や頬の内側を誤って噛んでしまうことがあるため注意が必要です。

②運転や作業の制限
静脈内鎮静法や笑気麻酔を使用した場合は、意識や判断力が一時的に鈍くなる可能性があります。そのため、施術当日の自動車運転や機械の操作は控えるようにしましょう。

③食事は麻酔が切れてから
麻酔が効いているうちは感覚が鈍っているため、飲食は控えることが望ましいです。痺れが完全に取れたのを確認してから、柔らかく刺激の少ない食事を摂るようにしましょう。

④飲酒・入浴・運動は避ける
抜歯後は血流が良くなる行動が、出血や腫れを悪化させることがあります。抜歯当日はできるだけ安静に過ごし、入浴はぬるめのシャワー程度にとどめましょう。

⑤体調に異変がある場合はすぐ相談
麻酔が切れてからふらつきや吐き気、めまいなどの症状が出た場合は、無理をせず歯医者に連絡してください。自己判断で放置せず、歯科医師の指示を受けることが大切です。

麻酔の影響は抜歯後もしばらく続くことが多いため、過ごし方には十分な配慮が求められます。
適切な行動や体調管理が、回復をスムーズにするポイントです。

 

5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科 の親知らず抜歯治療

名古屋市守山区の歯医者「おばた歯科・矯正歯科」では、親知らずに関する様々なご相談・診断・抜歯治療に対応しています。

当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が院内に常勤しているため、幅広い親知らずの治療を院内で対応いたします。
抜歯が必要なケースから、経過観察が適しているケースまで、精密な診査を通じて、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。

<おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>

①CT完備の精密診断
親知らずの状態を正確に把握するために、レントゲンに加え歯科用CTを完備しています。
安全性と精度を重視した治療のため、歯科用CTで歯の向きや深さ、神経との距離を三次元で確認します。抜歯の必要性やリスクについても、わかりやすい画像を使って丁寧にご説明いたします。

②痛みに配慮した抜歯処置
抜歯が必要と判断された場合には、表面麻酔+局所麻酔を組み合わせて、できるだけ痛みを抑えた処置を行います。リラックスできる環境づくりにも配慮し、痛みへの不安が強い方も安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

③専門医による院内対応
親知らずが骨の深くに埋まっていたり、神経に近いなどの難症例に対しても、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
基本的には外部への紹介に頼らず院内で一貫して対応することで、スムーズな親知らず抜歯治療体制を整えています(症状などによっては大学病院等へご紹介をするケースもございます)。

親知らずは将来の歯列や口腔内環境にも関わる重要な歯のひとつです。当院では、精密な診断と丁寧なご説明を通して、一人ひとりに合わせた親知らず治療プランをご提案いたします。

 

まとめ

親知らずの抜歯に使われる麻酔には、局所麻酔・伝達麻酔・静脈内鎮静法・笑気麻酔など複数の種類があり、それぞれに異なる効果や特徴があります。抜歯の難易度や患者さんの体調・不安の程度によって適切な方法が選ばれます。施術中の感覚や麻酔後の注意点を知っておくことで、落ち着いて治療を受けるための準備ができるでしょう。

名古屋市守山区周辺で親知らず抜歯の麻酔についてお悩みの方はおばた歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 

監修:医療法人社団 躍心会 理事長 鬼頭 広章

所属学会
国際インプラント学会 ICOI Fellow
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本デジタル矯正歯科学会 会員
日本臨床歯科学会 SJCD 会員
MID-G 理事
名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
K-Project 会員

取得資格
USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
東京SJCDレギュラーコース修了
OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
インビザライン矯正 ベーシックコース修了
5D アドバンスコース修了
2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
矯正LASコース受講
歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
CSTPC受講
2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
アライナーオルソドンティクス6デイズコース
明海大学国際インプラント学会認定コース
ハーバード大学歯学部日本CEコース

認定医
日本デジタル矯正歯科学会
日本顎咬合学会

2025.08.21 | スタッフブログ

親知らず抜歯後の腫れは何日続く?最小限に抑える事前対策と抜歯後の過ごし方

▼目次


1. 親知らず抜歯後の「腫れ」はなぜ起こる?
2. 親知らずの抜歯後、腫れは何日続く?
3. 親知らず抜歯後の腫れを最小限に抑えるための事前対策
4. 親知らず抜歯後の腫れを最小限に抑えるための過ごし方

親知らずを抜歯した後、頬がパンパンに腫れて「これって大丈夫?」「いつまで続くの?」と不安になった経験がある方もいるのではないでしょうか。
親知らずの抜歯後は、腫れが出やすいとも言われていますが、実は事前の準備や抜歯後の過ごし方によって、軽減できる可能性があります。
今回は、親知らずの抜歯後に腫れが起こる理由や腫れが続く期間、腫れをできるだけ軽くするための対策、そして抜歯後の正しい過ごし方について解説します。

 

1. 親親知らず抜歯後の「腫れ」はなぜ起こる?

親知らずのイラスト

親知らずを抜歯した後に腫れが生じるのは、多くの場合、体の自然な反応とされています。
これは「炎症反応」と呼ばれ、体が傷ついた組織を修復しようとする過程で起こる場合があります。この際、血流が増え、白血球などの免疫細胞が集まることで、抜歯した周りの組織が一時的に腫れる可能性もあります。
以下に、親知らず抜歯後に腫れが起こる主な原因について詳しく解説します。

①外科的処置による刺激
親知らずの抜歯は、通常の抜歯と異なり、骨や歯ぐきを切開する場合があります。特に歯ぐきの中に埋まっている「埋伏歯」の抜歯では、周囲の組織への刺激が大きくなりやすいため、腫れが起こる可能性が高まります。

②血流とリンパの変化
抜歯によって毛細血管が傷つくと、その部位の血流が一時的に停滞し、リンパの流れも滞りやすくなります。そのため、老廃物や体液が溜まり、腫れが目立つことがあります。

③細菌への防御反応
口の中には常に細菌が存在しており、抜歯でできた傷口から細菌が入り込むリスクがあります。
体は細菌を排除しようとして炎症反応を起こすため、その結果、腫れが生じることがあります。

④筋肉や関節への負担
特に下の親知らずを抜歯した場合は、顎の筋肉や関節に負担がかかり、その結果、違和感や腫れが現れることがあります。
また、抜歯中に口を長時間開けていた場合は、顎関節周辺が炎症を起こすこともあります。

⑤体質や個人差
同じような処置を受けたとしても、体質によって腫れの度合いや期間には差が出ることがあります。体が敏感に反応しやすい人や、免疫機能が過剰に働きやすい人では、より強い腫れが出ることもあります。

以上のように、親知らずの抜歯後に腫れが起こるのは、体が傷を修復しようとするための自然な反応であることがほとんどです。
しかし、症状に不安を感じたら無理せず、早めに歯科医師に相談することをおすすめします。

 

2. 親知らずの抜歯後、腫れは何日続く?

親知らずのイラスト

腫れのピークや持続期間には個人差がありますが、多くの方に共通する傾向もあります。
以下では、親知らずの抜歯後の腫れがどのくらい続くのか、一般的な経過と注意すべきサインについて解説します。

①術後1日目〜2日目 腫れの前兆が始まる
抜歯直後は麻酔の影響で痛みや腫れを感じにくいこともありますが、時間が経つにつれて、じわじわと頬が膨らみ始めるケースが多く見られます。この時点ではまだ軽度の腫れがほとんどです。

②術後3日目 腫れのピーク
多くの場合、腫れのピークは術後3日目とされています。頬や顎のラインが明らかに腫れたり、場合によっては口が開けづらくなることもあります。

③術後4日目〜7日目 腫れが徐々に引いていく
この時期には、体の自然な治癒力で炎症が落ち着き、腫れも軽減していく傾向があります。
ただし、痛みが続く場合もあり、その際は抗生物質や鎮痛薬の服用を続けることがあります。

④術後1週間以降 ほぼ元通りに
一般的には、1週間〜10日ほどで腫れが落ち着き、鏡で見ても気にならない程度になることが多いです。
この頃には日常生活への影響も少なくなる傾向があります。

<注意すべき腫れのサイン>
腫れが1週間以上続く、痛みが強くなる、膿が出る、発熱があるなどの場合は「感染」や「ドライソケット」といった術後のトラブルの可能性があります。こうした症状がある場合は、すぐに歯科医師に相談しましょう。

このように、腫れはほとんどの場合一時的なもので、数日から1週間ほどで治まることが多いとされています。
ただし、体調や手術の方法によって個人差があるため、経過をしっかり観察しながら過ごすことが大切です。

 

3. 親知らず抜歯後の腫れを最小限に抑えるための事前対策

親知らずのイラスト親知らずの抜歯による腫れは完全に防ぐことは難しいものの、抜歯前に適切な対策をすることで、腫れの程度や持続期間を大幅に抑えることが期待できます。以下に、抜歯前に行うべき具体的な準備を解説します。

①事前の検査と診断を受ける
抜歯前には、必ずレントゲンやCTなどの画像検査で親知らずの位置や骨の状態を確認します。
これにより、抜歯の難易度を把握し、適した処置を事前に検討しやすくなります。
難易度が高い場合は、腫れやすくなる可能性もあるため、あらかじめ心構えができるでしょう。

②抜歯前に体調を整えておく
体調が悪い状態で抜歯を受けると、免疫機能が十分に働かず、腫れや痛みが長引く可能性があります。風邪気味や寝不足のときは避け、十分な睡眠と栄養を摂って万全の体調で臨むことが望ましいとされています。

③抜歯のタイミングを調整する
腫れのピークが抜歯の3日後に訪れると想定し、休みや仕事に支障が出にくいタイミングで抜歯日を決めるのがおすすめです。
特に人と会う予定がある場合は、あらかじめスケジュール調整をしておくとよいでしょう。

④抗生物質や鎮痛薬の処方を受ける
感染予防のため、事前に抗生物質や痛み止めを処方されることがあります。歯科医師の指示に従い、適切なタイミングで服用を始めることで、炎症の拡大や腫れを抑えられる可能性があります。

⑤喫煙やアルコールを控える
抜歯の前後に喫煙や飲酒をすると、血流が悪くなり傷の治りが遅れるほか、腫れや感染のリスクが高まることが考えられます。
そのため、最低でも抜歯の前後2〜3日は控えることが望ましいでしょう。

⑥氷や保冷剤を用意しておく
抜歯後すぐに冷やすことで、炎症の広がりを抑え、腫れを和らげる効果が期待されます。
冷却シートや保冷剤をあらかじめ用意しておくと、スムーズに対応しやすくなるでしょう。冷やし過ぎると、血行が悪くなり、傷の治りが遅くなってしまう可能性もあるため注意が必要です。

これらの準備をしっかり行うことで、抜歯後の腫れを最小限に抑えることが期待できます。事前のひと手間が、回復を早める大きなポイントになるでしょう。

 

4. 親知らず抜歯後の腫れを最小限に抑えるための過ごし方

笑顔の歯科衛生士

親知らずの抜歯後の過ごし方も、腫れの程度や回復のスピードに影響を与えることがあります。
適切なケアを行うことで、痛みや腫れを和らげ、トラブルの予防につながることが期待されます。
以下では、親知らずの抜歯後の適切な過ごし方について解説します。

①抜歯当日は患部を冷やす
抜歯直後から数時間は、頬の外側からアイスパックなどで冷やすと効果的とされています。1回15〜20分を目安に、間隔をあけながら冷やしましょう。
ただし、凍傷を防ぐためにタオルなどを挟んで使うのがおすすめです。

②うがいや歯磨きは控えめに
抜歯後数日は、うがいを強く行ったり、傷口付近を強く磨いたりするのは避けましょう。血の塊(血餅)が流れてしまうと「ドライソケット」と呼ばれる激しい痛みを伴う状態になることがあります。

③柔らかい食事を選ぶ
食事は、刺激が少なく、噛まずに食べられるおかゆやスープ、ゼリー、ヨーグルトなどがおすすめです。熱い食べ物や硬いもの、スパイスの強い料理は炎症を悪化させることもあるため、控えたほうがよいでしょう。

④十分な睡眠と安静を心がける
体の回復には睡眠と安静が重要です。特に抜歯当日は早めに就寝し、なるべく横になって休むようにしましょう。枕を高くすると腫れが引きやすくなります。

⑤喫煙・飲酒・激しい運動は避ける
抜歯後数日は、喫煙や飲酒、激しい運動など血行を促す行動を控えたほうがよいでしょう。
これらは腫れを悪化させたり、傷の治りを遅らせる原因になることがあります。

⑥処方薬は指示通りに服用する
歯科医師から処方された抗生物質や鎮痛薬は、指示通りに服用することで感染症や炎症のリスク軽減が期待できます。痛みが軽くなっても、自己判断で服用を中断しないよう注意が必要です。

こうした日常生活でのちょっとした注意が、回復を早める大きな鍵となります。抜歯後は無理をせず、体の声をよく聞いて過ごしましょう。

 

5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科 の親知らず抜歯治療

名古屋市守山区の歯医者「おばた歯科・矯正歯科」では、親知らずに関する様々なご相談・診断・抜歯治療に対応しています。

当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が院内に常勤しているため、幅広い親知らずの治療を院内で対応いたします。
抜歯が必要なケースから、経過観察が適しているケースまで、精密な診査を通じて、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。

<おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>

①CT完備の精密診断
親知らずの状態を正確に把握するために、レントゲンに加え歯科用CTを完備しています。
安全性と精度を重視した治療のため、歯科用CTで歯の向きや深さ、神経との距離を三次元で確認します。抜歯の必要性やリスクについても、わかりやすい画像を使って丁寧にご説明いたします。

②痛みに配慮した抜歯処置
抜歯が必要と判断された場合には、表面麻酔+局所麻酔を組み合わせて、できるだけ痛みを抑えた処置を行います。リラックスできる環境づくりにも配慮し、痛みへの不安が強い方も安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

③専門医による院内対応
親知らずが骨の深くに埋まっていたり、神経に近いなどの難症例に対しても、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
基本的には外部への紹介に頼らず院内で一貫して対応することで、スムーズな親知らず抜歯治療体制を整えています(症状などによっては大学病院等へご紹介をするケースもございます)。

親知らずは将来の歯列や口腔内環境にも関わる重要な歯のひとつです。当院では、精密な診断と丁寧なご説明を通して、一人ひとりに合わせた親知らず治療プランをご提案いたします。

 

まとめ

親知らずの抜歯後には、体の自然な回復反応で腫れが起こることがあります。
通常は3日目に腫れがピークとなり、1週間ほどで落ち着くことが多いですが、事前の対策や術後の適切なケアによって、腫れを和らげられることも期待されます。
腫れが長引く場合は、感染やドライソケットなどのトラブルの可能性も考えられるため、早めに歯科医師に相談しましょう。

名古屋市守山区周辺で親知らずの抜歯についてお悩みの方はおばた歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 

監修:医療法人社団 躍心会 理事長 鬼頭 広章

所属学会
国際インプラント学会 ICOI Fellow
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本デジタル矯正歯科学会 会員
日本臨床歯科学会 SJCD 会員
MID-G 理事
名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
K-Project 会員

取得資格
USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
東京SJCDレギュラーコース修了
OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
インビザライン矯正 ベーシックコース修了
5D アドバンスコース修了
2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
矯正LASコース受講
歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
CSTPC受講
2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
アライナーオルソドンティクス6デイズコース
明海大学国際インプラント学会認定コース
ハーバード大学歯学部日本CEコース

認定医
日本デジタル矯正歯科学会
日本顎咬合学会

2025.08.20 | スタッフブログ

40代女性の症例紹介:下顎の歯並びを整える部分矯正

 

 

.
こんにちは😀
おばた歯科・矯正歯科です!
症例の紹介をさせていただきます✨
.
<患者情報>
40代 女性
.
<主訴>
下の歯並び気になる
.
<治療>
下顎の片顎矯正
.
<価格>
450000円+装着料、調整費
.
<期間>
1年2ヶ月
.
.
• 歯の移動に伴い、痛みや違和感を生じることがあります
• 歯根吸収(歯の根が短くなる)や歯肉退縮(歯ぐきが下がる)を起こすことがあります
• 歯の移動により一時的に歯が揺れることがあります
• 発音しづらくなる、咬みにくくなるなどの違和感が出ることがあります
• 清掃が不十分な場合、むし歯や歯周病のリスクが高まります
• 矯正治療後に後戻りが起こることがあり、保定装置(リテーナー)の使用が必要です
• 後戻りは固有の咬合の違いや歯ぎしりなどにより軽度起こる場合があり、再治療を希望の場合は費用がかかります
• 顎関節に違和感や音が出るなどの症状が現れることがあります
• Ⅰ期矯正は顎の成長を利用した治療のため、成長予測に個人差があり、追加の治療が必要になる場合があります
• 金属アレルギーを引き起こす可能性があります(素材により対応可能)
• 装置が外れたり、粘膜や歯を傷つけることがあります
• 可徹式矯正は装着時間が不足すると、計画通りに歯が動かないことがあります
• 装着初期に滑舌が悪くなる、違和感があるといった症状が出ることがあります
____________________________

👩‍⚕️痛くないやさしい治療
👶保育士による託児サービス&キッズスペース完備
🚗駐車場から院内までバリアフリー設計
🦷予防治療と定期メンテナンスで健康な歯を守る
____________________________

✨矯正認定医による歯並び相談も受付中!
____________________________

2025.08.16 | 症状

親知らずはいつ抜くべき?抜歯の最適なタイミングと注意点を解説

▼目次


1. 親知らずはいつ抜くべき?抜歯の最適なタイミングとは
2. 抜かなくてもよい親知らずとは?
3. 親知らずを抜く日の流れ
4. 親知らずを抜いた後の注意点

親知らずが生えている方の中には、「いつ抜くべきか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。親知らずは他の歯と違い、まっすぐ生えてこないことも多く、痛みや腫れを伴う場合があります。しかし、抜歯が必ずしも必要ではないケースもあるため、適切な抜歯のタイミングを見極めることが重要です。今回は、親知らずの抜歯に適した時期や、抜かなくてもよいケース、さらに抜歯当日の流れから抜歯後の注意点について詳しく解説します。

 

1. 親知らずはいつ抜くべき?抜歯の最適なタイミングとは

親知らずのイラスト

親知らずは正式には「第三大臼歯」と呼ばれ、一般的には17歳から25歳頃に生えてくることが多いです。しかし、正常に生えてくるとは限らず、トラブルの原因となることも多いため、抜歯が検討されることがあります。以下に、抜歯が推奨される代表的なタイミングを解説します。

①痛みや腫れがあるとき
親知らずの周囲が腫れたり痛みがある場合は、炎症や感染が起きている可能性があります。このような状態が繰り返されるようであれば、抜歯が望ましいと判断されることがあります。

②隣の歯に悪影響があるとき
横向きに生えてきた親知らずが、手前の歯(第二大臼歯)を押してむし歯や歯周病の原因になることがあります。隣の歯を守るためにも、早めの抜歯が検討される場合があります。

③歯並びや噛み合わせに影響が出るとき
親知らずが他の歯を動かしてしまうおそれがある場合も、抜歯の対象となることがあります。特に、矯正後の歯並びの維持には注意が必要です

④生えるスペースがないと診断されたとき
レントゲンで確認した結果、親知らずが正しい方向に生えるスペースがないと判断された場合は、炎症や痛みが起きる前に予防的に抜歯をすることもあります。

⑤嚢胞(のうほう)などの病変が見つかったとき
稀に親知らずの周りに嚢胞という袋状の病気ができることがあります。この場合、顎の骨に悪影響を与えることがあるため、手術で取り除く必要があります。

⑥定期検診で将来的なリスクを指摘されたとき
痛みなどの症状がなくても、将来的に炎症やむし歯のリスクが高いと判断される場合、早期の抜歯が勧められることがあります。

無症状であっても問題が進行していることがあるため、親知らずの状態は定期的に歯医者で確認することが大切です。

 

2. 抜かなくてもよい親知らずとは?

親知らずのイラスト

すべての親知らずが抜歯の対象になるわけではありません。以下の条件に当てはまる場合は、抜かずに経過観察となることもあります。

①まっすぐ正常に生えている
上下の歯がしっかり噛み合い、まっすぐに生えている場合は、咀嚼に役立つこともあります。この場合、必ずしも抜歯が必要とは限りません。

②むし歯や炎症がない状態が保たれている
周囲の歯ぐきに腫れや出血が見られず、トラブルが見られない場合は、保存可能と判断されることがあります。

③歯磨きがしっかりできている
親知らずは奥に生えてくるため磨き残しが多く、むし歯や歯周病の原因になりやすいですが、清掃が問題なくできていれば、抜歯せずに済むことがあります。

④痛みや腫れの既往がない
過去に炎症や腫れを起こしたことがない場合、今後も大きな問題を引き起こす可能性は比較的低いと判断されることがあります。

⑤矯正治療や外科手術の妨げにならない
矯正治療やインプラント治療の妨げにならず、ほかの歯に悪影響を与えない位置にある場合は、抜かずに経過観察できることもあります。

抜歯をしない場合でも、定期的にレントゲン撮影や診察を受けて、問題がないか確認し続けることが大切です。
また、親知らずを抜くかどうかの判断はご自身で行わず、必ず歯科医師の診断を受けるようにしましょう。

 

3. 親知らずを抜く日の流れ

親知らずのイラスト親知らずの抜歯当日は、緊張や不安を感じる方も多いでしょう。事前に流れを知っておくことで、心の準備ができ、スムーズに処置を受けられるかもしれません。以下に、親知らず抜歯の当日の流れを解説します。

①受付・問診・検温
到着後は受付を済ませ、体調や服薬状況について問診票に記入します。発熱がある場合などは延期されることもあるため、体調管理も重要です。

②レントゲン撮影・状態確認
歯科医師が親知らずの位置や形、神経との距離を確認するためにレントゲンを撮影します。場合によっては、事前に撮影したレントゲンを使うこともあります。これにより、適切に抜歯できるかを判断します。

③麻酔の実施
局所麻酔を使用して痛みを抑えながら処置を行います。麻酔が十分に効いていることを確認したうえで、抜歯を開始します。

④抜歯処置
歯の状態によっては、簡単に抜ける場合もあれば、歯ぐきを切開して抜く必要がある場合もあります。所要時間は親知らずの状態によって異なります。

⑤止血と処置後の説明
抜歯後はガーゼで止血を行い、歯科医師から出血や腫れの経過、服薬の方法、注意点について説明があります。このとき、痛み止めや抗生剤なども処方されます。

抜歯の流れを把握しておくことで、心配や緊張を軽減し、よりスムーズに処置を受けられるでしょう。

 

4. 親知らずを抜いた後の注意点

笑顔の歯科衛生士

抜歯後は、適切なケアを行うことで腫れや痛み、感染のリスクを減らすことが期待できます。以下の注意点を守ることが重要です。

①ガーゼはすぐに外さない
止血のために噛んでいるガーゼは、歯科医師の指示通り、決められた時間しっかり噛み続けましょう。早めに外すと再出血の可能性があります。

②うがいや歯磨きは慎重に
抜歯当日は強いうがいを避け、歯磨きも抜いた箇所は触れないように行います。血の塊が取れてしまうと、傷の治りが遅れるおそれがあります。

③飲酒・喫煙・激しい運動を控える
抜歯後は血流が促進されることで出血しやすくなります。術後1~2日は飲酒・喫煙・運動を避け、安静を心がけましょう。

④食事は反対側で噛む
抜歯当日は柔らかい食事を選び、抜いた側ではなく反対側でゆっくりと噛むようにします。熱すぎるものや辛いものは刺激となるため控えましょう。

⑤痛み止めは必要に応じて服用する
痛みが出た場合は、無理に我慢せずに処方された薬を服用しましょう。ただし、用量・用法を守ることが重要です。

⑥異常を感じたらすぐに連絡する
痛みが長引く、腫れが強くなる、膿のようなものが出てくるなど異常がある場合は、早めに歯医者へ相談しましょう。

術後の過ごし方は回復に大きく影響することがあるため、説明された内容をしっかり守ることが大切です。

 

5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科 の親知らず抜歯治療

名古屋市守山区の歯医者「おばた歯科・矯正歯科」では、親知らずに関する様々なご相談・診断・抜歯治療に対応しています。

当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が院内に常勤しているため、幅広い親知らずの治療を院内で対応いたします。
抜歯が必要なケースから、経過観察が適しているケースまで、精密な診査を通じて、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。

<おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>

①CT完備の精密診断
親知らずの状態を正確に把握するために、レントゲンに加え歯科用CTを完備しています。
安全性と精度を重視した治療のため、歯科用CTで歯の向きや深さ、神経との距離を三次元で確認します。抜歯の必要性やリスクについても、わかりやすい画像を使って丁寧にご説明いたします。

②痛みに配慮した抜歯処置
抜歯が必要と判断された場合には、表面麻酔+局所麻酔を組み合わせて、できるだけ痛みを抑えた処置を行います。リラックスできる環境づくりにも配慮し、痛みへの不安が強い方も安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

③専門医による院内対応
親知らずが骨の深くに埋まっていたり、神経に近いなどの難症例に対しても、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
基本的には外部への紹介に頼らず院内で一貫して対応することで、スムーズな親知らず抜歯治療体制を整えています(症状などによっては大学病院等へご紹介をするケースもございます)。

親知らずは将来の歯列や口腔内環境にも関わる重要な歯のひとつです。当院では、精密な診断と丁寧なご説明を通して、一人ひとりに合わせた親知らず治療プランをご提案いたします。

 

まとめ

親知らずはすべて抜歯が必要というわけではなく、状態や位置、周囲への影響を考慮した適切な判断が求められます。症状がなくても、将来的なリスクがあると判断された場合は、適切なタイミングで処置を行うことが大切です。抜歯の前後にしっかり準備やケアを行うことで、腫れや痛みを軽減できる可能性があります。親知らずについて疑問や不安がある方は、まず歯医者で相談してみましょう。

名古屋市守山区で親知らずの抜歯についてお悩みの方はおばた歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 

監修:医療法人社団 躍心会 理事長 鬼頭 広章

所属学会
国際インプラント学会 ICOI Fellow
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本デジタル矯正歯科学会 会員
日本臨床歯科学会 SJCD 会員
MID-G 理事
名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
K-Project 会員

取得資格
USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
東京SJCDレギュラーコース修了
OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
インビザライン矯正 ベーシックコース修了
5D アドバンスコース修了
2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
矯正LASコース受講
歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
CSTPC受講
2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
アライナーオルソドンティクス6デイズコース
明海大学国際インプラント学会認定コース
ハーバード大学歯学部日本CEコース

認定医
日本デジタル矯正歯科学会
日本顎咬合学会

2025.07.29 | スタッフブログ

🍉8月の休診日のご案内🐝

8月は、11日㈪と日曜が休診日となります。

2025.07.24 | 休診日

親知らずの抜歯後、いつから普通の食事ができる?回復までのおすすめの食事メニュー

▼目次


1. 親知らず抜歯後、なぜ普通の食事はすぐにできないのか?
2. 親知らず抜歯後の食事の形状と注意点
3.親知らず抜歯後におすすめの食事メニュー例
4. 普通の食事に戻すときのNG食品とその理由

 
親知らずの抜歯後には腫れや痛みが出ることがあり、「いつから普段通りの食事に戻せるのか」と心配になる方もいるかもしれません。特に、硬いものや刺激の強い食べ物を避けるべき期間は、回復の進行度によって異なります。今回は、親知らずの抜歯後における食事の目安や注意点、回復をサポートする食事メニュー例もあわせて解説します。

 

1. 親知らず抜歯後、なぜ普通の食事はすぐにできないのか?

 
親知らずのイラスト
 
親知らずの抜歯後、すぐに通常の食事に戻れないのは、単に「痛み」が原因ではありません。口腔内で起こる生理的な変化と、それに伴うリスクがあるためです。
以下に、抜歯後に普通の食事が難しい理由を解説します。

①血餅(けっぺい)の形成が必要だから
抜歯後の穴には「血餅(けっぺい)」というかさぶたのような血の塊ができ、それが傷を保護し、骨や歯ぐきの再生を促します。この血餅が壊れると、「ドライソケット」という強い痛みを伴う状態になることがあります。
 
②細菌感染のリスクが高まるため
抜歯直後の傷口は無防備な状態です。食べ物のカスが入り込むことで細菌が繁殖し、腫れや膿みの原因になる場合があります。特に糖分や繊維の多い食材は詰まりやすく、注意が必要です。
 
③腫れや痛みによる咀嚼困難
抜歯後は頬や歯ぐきが腫れたり、口を開けにくくなる場合があります。また、顎の筋肉にも一時的に影響が出ることがあり、咀嚼力が大きく落ちる可能性があります。無理に食べることで、別の歯や筋肉に過度な負担をかけてしまうケースもあります。
 
④誤嚥・誤飲の危険
噛みにくい・飲み込みにくい状況では、思わぬ誤嚥事故につながるおそれがあります。術後は感覚も鈍くなっているため、無理は禁物です。
 
 
 
このように「食べたいのに食べられない」には、身体を守るための理由が考えられます。
 

 

2. 親知らず抜歯後の食事の形状と注意点

 
親知らずのイラスト
 
では、実際にどのようなスケジュールで普通の食事に戻していけばよいのでしょうか。以下のように、回復の段階に応じて、食事内容を変えていくことが大切です。
 
①術後〜2日目
飲み込むだけで食べられるゼリーや茶碗蒸し、ポタージュなどの流動食を中心にしましょう。冷たすぎず熱すぎないものを選び、塩分や香辛料は控えて刺激を避けることが大切です。
 
②術後3〜4日目
やわらかい固形食として、おかゆや煮物、スクランブルエッグなどが少しずつ食べられるようになるでしょう。抜歯した側は使わず、反対側でやさしく噛むことがポイントです。
 
③術後5〜7日目
食欲が戻り腫れが引いてきたら、焼き魚や柔らかいパンなどを少しずつ取り入れてもよいでしょう。ただし、ナッツやせんべいなど硬い食品は避けましょう。
 
④術後8日目以降
抜糸後の状態が良く、痛みや違和感がなければ、普通食に戻せることが多いです。ただし、食べ物が詰まったり再出血したりする場合は、再び柔らかい食事に戻すことも必要です。
 
 
 
一律ではなく、自分の口腔内の様子を観察しながら進めることも大切です。
 

 

3. 親知らず抜歯後におすすめの食事メニュー例
 
親知らずのイラスト

親知らず抜歯後の回復をスムーズにし、トラブルを避けるには食事の工夫が欠かせません。以下に、時期別のおすすめ食事メニューを解説します。

①初日(術後当日)
・ゼリー飲料
・常温のポタージュスープ
・豆乳やヨーグルト
食事よりも水分補給を重視する日です。傷口に刺激が少ないものを選びましょう。

②術後2〜3日
・おかゆ
・茶碗蒸し
・絹ごし豆腐のあんかけ
噛まずに飲み込める食材を中心に、味付けも塩分・香辛料を控えたものがよいでしょう。

③術後4〜5日
・煮込みうどん
・温野菜とツナの和え物
・スクランブルエッグ
 
少し噛む動作が可能な料理を取り入れてみましょう。野菜はやわらかく調理し、繊維が口腔内に残らないよう配慮することが大切です。
 
④術後6〜7日
・柔らかめのパン
・ひき肉入りのオムレツ
・鮭のムニエル
普通食に近いが比較的歯にやさしい食事を意識し、食材の硬さや温度に注意しましょう。

⑤術後8日以降
・通常の食事への移行開始
一気に戻すのではなく、1日1食ずつ段階的に切り替えるのが理想です。
 
 
 
抜歯後の食事を工夫することが、スムーズな回復につながります。無理をせず、少しずつ進めることが大切です。

 

4. 普通の食事に戻すときのNG食品とその理由
 
笑顔の歯科衛生士
 
抜歯後の回復が順調でも、特定の食品や調理法には注意が必要です。以下のような食品は、トラブルの原因となりやすいため気を付けましょう。

 
①硬い食品
せんべい、フランスパン、ナッツ類などの硬い食べものは、噛むことで傷口に圧がかかり、出血や痛みが再発するおそれがあります。

 
②粘着性のある食品
もち、ガム、キャラメルなどは、抜歯した部分に引っ付きやすく、治癒中の歯ぐきを刺激する可能性があります。
 
③刺激の強い食品
辛味の強い料理や、炭酸飲料、アルコールなど刺激の強い食品は、炎症を悪化させたり、治りかけの組織を刺激して痛みを増幅させることがあります。
 
④熱すぎる・冷たすぎる食品
熱々のスープやアイスクリームなども注意が必要です。感覚が過敏になっている口腔内では、温度の刺激が痛みにつながる場合があります。
 
⑤食物繊維が多すぎる野菜類
ごぼう、セロリ、アスパラガスなどは、繊維が歯ぐきに絡まりやすく、傷口を傷つけるおそれがあります。
 
 
 
普通食に戻す際は、特に「硬さ」「粘り」「刺激」「温度」「繊維質」の点を意識するとよいでしょう。
 

 

5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科 の親知らず抜歯治療

名古屋市守山区の歯医者「おばた歯科・矯正歯科」では、親知らずに関する様々なご相談・診断・抜歯治療に対応しています。

当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が院内に常勤しているため、幅広い親知らずの治療を院内で対応いたします。
抜歯が必要なケースから、経過観察が適しているケースまで、精密な診査を通じて、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。

<おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>

①CT完備の精密診断
親知らずの状態を正確に把握するために、レントゲンに加え歯科用CTを完備しています。
安全性と精度を重視した治療のため、歯科用CTで歯の向きや深さ、神経との距離を三次元で確認します。抜歯の必要性やリスクについても、わかりやすい画像を使って丁寧にご説明いたします。

②痛みに配慮した抜歯処置
抜歯が必要と判断された場合には、表面麻酔+局所麻酔を組み合わせて、できるだけ痛みを抑えた処置を行います。リラックスできる環境づくりにも配慮し、痛みへの不安が強い方も安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

③専門医による院内対応
親知らずが骨の深くに埋まっていたり、神経に近いなどの難症例に対しても、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
基本的には外部への紹介に頼らず院内で一貫して対応することで、スムーズな親知らず抜歯治療体制を整えています(症状などによっては大学病院等へご紹介をするケースもございます)。

親知らずは将来の歯列や口腔内環境にも関わる重要な歯のひとつです。当院では、精密な診断と丁寧なご説明を通して、一人ひとりに合わせた親知らず治療プランをご提案いたします。

 

まとめ

親知らずの抜歯後、普通の食事に戻せる時期は個人差がありますが、おおよそ1週間から10日が目安です。回復に合わせて、段階的に食事を戻すことが大切です。また、適切な食事内容と、避けるべき食品を理解することで、傷の治癒を早め、トラブルを防ぐことが期待できます。

名古屋市守山区周辺で、親知らずの抜歯後の食事に関するお悩みがある方は、おばた歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください。

 

監修:医療法人社団 躍心会 理事長 鬼頭 広章

所属学会
国際インプラント学会 ICOI Fellow
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本デジタル矯正歯科学会 会員
日本臨床歯科学会 SJCD 会員
MID-G 理事
名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
K-Project 会員

取得資格
USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
東京SJCDレギュラーコース修了
OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
インビザライン矯正 ベーシックコース修了
5D アドバンスコース修了
2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
矯正LASコース受講
歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
CSTPC受講
2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
アライナーオルソドンティクス6デイズコース
明海大学国際インプラント学会認定コース
ハーバード大学歯学部日本CEコース

認定医
日本デジタル矯正歯科学会
日本顎咬合学会

2025.06.30 | スタッフブログ

親知らずの抜歯で骨を削る場合もある?腫れを最小限にするための術後の過ごし方

▼目次


1. 骨を削る処置が必要な親知らずとは?
2. 親知らず抜歯で骨を削るのはどこ?その理由とは
3.骨を削っても大丈夫?処置のリスクを解説
4. 親知らず抜歯後に腫れを最小限にするには?術後の過ごし方

 
親知らずは他の歯に比べて生え方が不安定で、腫れや痛みの原因になることがあります。特に「水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)」と呼ばれる横向きに埋まっている親知らずは、歯ぐきだけでなく骨の中に深く埋まっているため、抜歯の際に、周囲の骨を削ることが必要になる場合があります。今回は、親知らずの抜歯で骨を削る処置の詳しい内容と、術後の腫れを抑える過ごし方について解説します。

 

親知らずの抜歯で必ずしも骨を削るわけではありませんが、歯の状態によっては骨を削る必要がある場合もあります。特に「埋伏歯(まいふくし)」のように骨の中に埋まっている歯は、その可能性が高くなります。以下に、骨を削る処置が必要な親知らずについて、具体的に解説します。

1. 骨を削る処置が必要な親知らずとは?

 

 
①水平埋伏智歯
親知らずが真横に生え、隣の歯にぶつかっている状態です。骨の中に深く埋まっているため、スペースを確保するために骨の一部を削る処置が必要になることがあります。
 
②斜めに生えた親知らず
完全に横ではないものの、斜めに生えている場合も、歯の一部や根が骨に埋まっているため、抜歯の際に骨の削合が必要になることがあります。
 
③骨と癒着している親知らず
長年放置された親知らずは、骨と癒着してしまっていることがあります。この場合、歯を取り出すために骨を削って剥がす処置が必要になる場合があります。
 
④歯根が湾曲している親知らず
歯の根っこが複雑に曲がっていたり、骨の内側に入り込んでいるような場合には、歯根の周囲の骨を削って抜歯を行うことがあります。
 
このように、親知らずの状態によっては、骨を削る処置が必要になることがありますが、歯科医師が慎重に診断した上で判断されます。
 

 

2. 親知らず抜歯で骨を削るのはどこ?その理由とは
骨を削る場所は、親知らずの生え方によって異なります。以下に、どの部分を削るのか、そしてその理由について解説します。
 

 
①頬側の骨の一部を削る
歯を取り出すためのスペースを作る目的で、頬側の骨を部分的に削ることがあります。これにより、歯の頭を可視化・露出させ、効率的に抜歯できる可能性があります。
 
②後方の骨を削る
歯が奥深くに入り込んでいる場合には、後方の骨を少し削ることで、歯を後ろから押し出すように抜くことが期待できます。
 
③歯の分割を行う際のスペース確保
親知らずが大きくて一度に抜けない場合には、歯をいくつかに分割して抜歯することがあります。その際、歯の切削・分割のためのスペースを確保する目的で、骨を削る場合があります。
 
④骨に癒着している部分の分離骨と癒着している親知らずでは、周囲の骨を慎重に削ることで、歯を傷つけずに分離しやすくなります。
 
⑤歯根周囲の骨の削合歯の根っこが骨の中で複雑に絡んでいる場合、その周囲の骨を削って取り出しやすくします。
 
骨を削ると聞くと不安になる方も多いかもしれませんが、削る範囲は必要最小限にとどめられており、歯科医師は神経や隣接歯に配慮しながら処置を行います。
 

 

3. 骨を削っても大丈夫?処置のリスクを解説
 
親知らずのイラスト

親知らずの抜歯で骨を削る処置は必要に応じて行われますが、いくつかのリスクや注意点も伴います。正しい知識を持って治療に臨むことが大切です。以下に、親知らずの抜歯で骨を削る処置のリスクを解説します。

①術後の腫れや痛みを伴う場合がある
骨を削った場合、術後に腫れや痛みがやや強く出ることがあります。これは自然な反応であり、多くは数日以内に治まることがほとんどです。

②感染リスクが高まりやすい
傷口が大きくなる分、術後に感染が起こるリスクがやや高まります。処方された抗生物質やうがい薬を使用し、清潔な状態を保つことが重要です。

③術後の出血やしびれに注意が必要稀に、術後に出血が長引いたり、口唇や顎に痺れを感じることがあります。これは神経の周囲に炎症が起きている可能性があるため、異常を感じた場合はすぐに歯科医院へ相談する必要があります。

処置前には歯科医師からしっかり説明を受け、気になる点は事前に確認しておくことが納得のいく治療につながるでしょう。
 

 

4. 親知らず抜歯後に腫れを最小限にするには?術後の過ごし方
 
笑顔の歯科衛生士
 
骨を削る抜歯を受けた後は、体が回復するまでの間、適切なセルフケアが大切です。術後の腫れや痛みを抑えるために、以下の点に注意して過ごしましょう。
 
①抜歯当日は安静にする

血行がよくなると腫れや出血がひどくなる場合があるため、激しい運動や長風呂、飲酒などは控えましょう。頭を高くして寝るのも効果的です。
 
②冷やしすぎに注意しながら冷却する

頬を軽く冷やすことで、腫れを抑える効果が期待できます。ただし、保冷剤を直接肌に当てたり、長時間冷やし続けると逆に血流が悪くなり回復を妨げることがあるため注意が必要です。
 
③指や舌で傷口を触らない

触れることで雑菌が入りやすくなり、感染の原因になる場合があります。気になってもできるだけ触れずに過ごしましょう。
 
④刺激の強い食べ物・硬い食べ物を避ける

香辛料やアルコール、硬いものなどは避け、柔らかくて冷たい食事を摂るようにします。食事中も抜歯した側を避けて噛むようにしましょう。
 
⑤処方された薬をきちんと服用する
抗生物質や痛み止めは、歯科医師の指示に従って正しく服用することで、炎症の予防や痛みの軽減につながります。
 
⑥口を強くゆすがない
強くうがいをすると、血のかたまり(血餅)が取れてしまい、治癒が遅れたりドライソケットの原因になることがあります。うがいは優しく行いましょう。
 
抜歯後の数日間は特に注意が必要です。少しでも不安な症状がある場合には、すぐに歯科医師に相談してください。
 

 

5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科 の親知らず抜歯治療

名古屋市守山区の歯医者「おばた歯科・矯正歯科」では、親知らずに関する様々なご相談・診断・抜歯治療に対応しています。

当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が院内に常勤しているため、幅広い親知らずの治療を院内で対応いたします。
抜歯が必要なケースから、経過観察が適しているケースまで、精密な診査を通じて、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。

<おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>

①CT完備の精密診断
親知らずの状態を正確に把握するために、レントゲンに加え歯科用CTを完備しています。
安全性と精度を重視した治療のため、歯科用CTで歯の向きや深さ、神経との距離を三次元で確認します。抜歯の必要性やリスクについても、わかりやすい画像を使って丁寧にご説明いたします。

②痛みに配慮した抜歯処置
抜歯が必要と判断された場合には、表面麻酔+局所麻酔を組み合わせて、できるだけ痛みを抑えた処置を行います。リラックスできる環境づくりにも配慮し、痛みへの不安が強い方も安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

③専門医による院内対応
親知らずが骨の深くに埋まっていたり、神経に近いなどの難症例に対しても、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
基本的には外部への紹介に頼らず院内で一貫して対応することで、スムーズな親知らず抜歯治療体制を整えています(症状などによっては大学病院等へご紹介をするケースもございます)。

親知らずは将来の歯列や口腔内環境にも関わる重要な歯のひとつです。当院では、精密な診断と丁寧なご説明を通して、一人ひとりに合わせた親知らず治療プランをご提案いたします。

 

まとめ

親知らずの抜歯で骨を削る処置は、歯の位置や状態によって必要となることがあります。処置は歯科医師によって慎重に計画され、適切な術後ケアを行えば、スムーズな回復が期待できます。

名古屋市守山区周辺で親知らずの抜歯に不安がある方は、おばた歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください。

 

監修:医療法人社団 躍心会 理事長 鬼頭 広章

所属学会
国際インプラント学会 ICOI Fellow
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本デジタル矯正歯科学会 会員
日本臨床歯科学会 SJCD 会員
MID-G 理事
名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
K-Project 会員

取得資格
USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
東京SJCDレギュラーコース修了
OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
インビザライン矯正 ベーシックコース修了
5D アドバンスコース修了
2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
矯正LASコース受講
歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
CSTPC受講
2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
アライナーオルソドンティクス6デイズコース
明海大学国際インプラント学会認定コース
ハーバード大学歯学部日本CEコース

認定医
日本デジタル矯正歯科学会
日本顎咬合学会

2025.06.27 | スタッフブログ

「飲み込みにくい・噛みにくい」は要注意!口腔機能低下症チェック! =7月栄養だより=

.
こんにちは😀
おばた歯科・矯正歯科です!

.

最近こんなこと、感じていませんか?

  • 硬いものが噛みにくくなった

  • 食事のときによくむせる

  • 食後に口の中に食べ物が残っている

これらはすべて、「口腔機能低下症」の兆候です。

■口腔機能低下症とは?

加齢により、「噛む」「飲み込む」「話す」「唾液を出す」などの機能が徐々に低下する状態を「口腔機能低下症」といいます。

特に重要なのが、**嚥下機能(飲み込む力)**の低下。
この機能が落ちると、誤嚥による肺炎や栄養不良のリスクが高まります。

■検査でわかる6つの機能

  1. 舌口唇運動(活舌に影響)

  2. 咀嚼機能(噛む力)

  3. 嚥下機能(飲み込む力)

  4. 咬合力(残存歯数)

  5. 舌圧測定(低舌圧)

  6. 口腔清潔度(舌苔など)

当院では、これらの検査を行い、口腔機能低下症の程度を評価しています。

■まとめ:将来の健康のために、今できることを

「まだ大丈夫」と思っていても、口腔機能は少しずつ衰えます。
活舌や嚥下機能、低舌圧などに少しでも不安を感じたら、ぜひ早めのチェックをおすすめします。

____________________________

👩‍⚕️痛くないやさしい治療
👶保育士による託児サービス&キッズスペース完備
🚗駐車場から院内までバリアフリー設計
🦷予防治療と定期メンテナンスで健康な歯を守る
____________________________

✨矯正認定医による歯並び相談も受付中!
____________________________

🦷守山区の歯医者🦷
おばた歯科・矯正歯科
名鉄瀬戸線小幡駅🚃より徒歩5分以内
月~金:9:00~12:30 14:00~18:30
土:9:00~13:00 14:00~18:00
休診:日・祝日
<👇ご予約👇>
☎:052-768-6622
HP:https://obata-dentalclinic.com/

#歯医者 #守山区 #守山区歯医者 #矯正 #矯正歯科 #保育士 #託児 #キッズスペース #駐車場あり #歯科衛生士 #歯科助手 #歯科医師 #インプラント #小児歯科 #小児矯正 #歯列矯正 #ワイヤー矯正 #インビザライン #虫歯 #歯周病 #歯 #成人矯正 #名鉄瀬戸線 #小幡
#休診日のお知らせ #痛みの少ない治療
#管理栄養士 #栄養士 #食育 #栄養だより #指導 #歯科

2025.06.26 | スタッフブログ

カテゴリー

アクセス