▼目次
1. 親知らず抜歯後に起こるドライソケットとは
2. 親知らず抜歯後のドライソケットの見分け方
3. 親知らず抜歯後にドライソケットが起こる原因
4. 親知らず抜歯後のドライソケットを予防するための過ごし方
5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療
親知らずを抜いた後、痛みがなかなか治まらず、「ドライソケットではないか」と心配になる方もいるでしょう。ドライソケットは、抜歯した部分を保護する血のかたまりが失われ、骨が露出することで強い痛みが生じる状態です。通常の抜歯後の痛みとの違いを知り、適切に対応することが大切です。今回は、親知らずのドライソケットの見分け方や原因、予防方法について、名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科が解説します。
1. 親知らず抜歯後に起こるドライソケットとは
ドライソケットは、抜歯後の傷口が正常に治癒する過程が妨げられた状態です。特に下顎の親知らずを抜歯した後にみられることがあり、通常の経過とは異なる痛みが続く場合があります。
①血のかたまりが傷口を守る
抜歯後は、歯があった部分に血がたまり、血餅と呼ばれる血のかたまりができます。血餅には傷口や骨を覆って保護し、新しい組織が作られるまで治癒を支える役割があります。
②血餅が失われると骨が露出する
抜歯後に血餅が十分に作られなかったり、途中ではがれたり、分解されたりすると、抜歯した穴の中で骨が露出する場合があります。このような状態をドライソケットと呼び、強い痛みが生じることがあります。
③下顎の親知らずで生じることがある
ドライソケットは、どの抜歯でも起こる可能性がありますが、下顎の親知らずでは注意が必要です。抜歯の難しさや傷口の状態など、複数の要因が関係すると考えられています。
④自然に治るまで時間がかかる場合がある
ドライソケットになると、通常の抜歯後より治癒に時間がかかることがあります。痛みを我慢して放置せず、症状が強い場合や長引く場合には歯医者へ相談することが大切です。
ドライソケットは、抜歯後の血餅が傷口を十分に保護できなくなることで起こります。抜歯後は傷口を刺激せず、歯科医師から伝えられた注意事項を守って過ごしましょう。
2. 親知らず抜歯後のドライソケットの見分け方
親知らずを抜いた後は、腫れや痛みが出ること自体は珍しくありません。そのため、痛みがあるだけでドライソケットとは判断できません。痛みの変化や傷口の状態などが、受診を検討する目安になります。
①数日後から痛みが強くなる
通常、抜歯後の痛みは時間の経過とともに落ち着いていきます。一方、ドライソケットでは抜歯から数日たって痛みが強くなることがあります。痛みが増している場合は注意しましょう。
②強い痛みが続いている
鎮痛薬を服用しても痛みが十分に落ち着かない、強い痛みが何日も続くといった場合には、傷口に問題が生じている可能性があります。自己判断せず歯医者で確認してもらいましょう。
③抜歯した穴の中が見える
血餅が失われると、抜歯した部分が空洞のように見えたり、内部に白っぽい骨が見えたりする場合があります。ただし、見た目だけでドライソケットかどうかを判断するのは困難です。
④口臭や不快な味を伴うことがある
ドライソケットでは、痛みとともに口臭や口の中の不快な味を感じる場合があります。ただし、感染症など別の原因でも似た症状が出るため、歯科医師による診察が必要です。
抜歯後の痛みが一度落ち着いた後に強くなる場合や、強い痛みが続く場合はドライソケットの可能性があります。見た目だけで判断せず、気になる変化があれば歯医者を受診しましょう。
3. 親知らず抜歯後にドライソケットが起こる原因
ドライソケットは、抜歯後に形成された血餅が失われたり、うまく形成されなかったりすることで起こります。抜歯後の過ごし方が影響する場合もあるため、傷口を保護する意識が大切です。
①強いうがいを繰り返す
抜歯直後に何度も強くうがいをすると、傷口を覆っている血餅が流れてしまう可能性があります。口の中で血の味がして気になっても、歯科医師の指示に従って静かに口をゆすぎましょう。
②舌や指で傷口を触る
抜歯した部分が気になっても、舌や指で触ると血餅がはがれる可能性があります。傷口に刺激を与えるだけでなく、細菌が入り込む可能性もあるため、できるだけ触れないことが大切です。
③喫煙する
喫煙は血流に影響し、抜歯後の治癒を妨げる要因になることがあります。また、たばこを吸う際の口の中の圧力も血餅に影響する可能性があるため、抜歯後は喫煙を控えましょう。
④激しい運動や飲酒をする
抜歯後すぐの激しい運動や飲酒は血流を促し、出血が再び起こる原因になる場合があります。血餅が安定するまでは無理をせず、歯科医師から指示された期間は控えることが大切です。
ドライソケットにはさまざまな要因が関係しますが、傷口への刺激はリスクを高める可能性があります。抜歯後は血餅を保護することを意識し、傷口が落ち着くまで慎重に過ごしましょう。
4. 親知らず抜歯後のドライソケットを予防するための過ごし方
ドライソケットのリスクをできるだけ抑えるためには、抜歯後に形成される血餅を傷つけないように過ごすことが大切です。
①抜歯当日は静かに過ごす
抜歯当日は激しい運動や長時間の入浴など、血流が増えやすい行動を控えましょう。出血が続くと血餅が安定しにくくなることがあります。帰宅後は無理をせず過ごすことが大切です。
②食事で傷口を刺激しない
抜歯後は傷口と反対側で噛むことを意識し、硬いものや刺激の強い食品は控えましょう。食べ物が抜歯した穴に入り込んでも、指や器具などを使って無理に取り除くことは避けましょう。
③歯磨きは傷口を避けて行う
お口の中を清潔に保つことは大切ですが、抜歯した部分を歯ブラシで直接こすると血餅を傷つける可能性があります。周囲の歯は磨きながら、傷口付近は指示に沿ってケアしましょう。
④異常を感じたら早めに相談する
痛みが日ごとに強くなる、鎮痛薬を使用しても強い痛みが続くなど、通常とは異なる経過を感じた場合は歯医者へ相談しましょう。傷口の状態を確認し、必要に応じた処置を受けることが大切です。
ドライソケットの予防では、抜歯後の傷口を刺激せず、血餅を保つことがポイントです。歯科医師から伝えられた過ごし方を守り、気になる症状がある場合は早めに相談しましょう。
5. 名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療
名古屋市守山区の歯医者「おばた歯科・矯正歯科」では、親知らずに関する様々なご相談・診断・抜歯治療に対応しています。
当院では、口腔外科を専門とする歯科医師が院内に常勤しているため、幅広い親知らずの治療を院内で対応いたします。
抜歯が必要なケースから、経過観察が適しているケースまで、精密な診査を通じて、患者さん一人ひとりに合わせた治療をご提案いたします。
<おばた歯科・矯正歯科の親知らず抜歯治療>
①歯科用CTを用いた診査
親知らずの状態を確認し、治療方針を検討するため、歯科用CTで歯の向きや深さ、神経との距離を三次元で確認します。抜歯の必要性やリスクについても、画像を使って丁寧にご説明いたします。
➁痛みに配慮した抜歯処置
抜歯が必要と判断された場合には、表面麻酔+局所麻酔を組み合わせて、できるだけ痛みを抑えた処置を行います。リラックスできる環境づくりにも配慮し、痛みへの不安が強い方も落ち着いて治療を受けていただけるよう心がけています。
➂専門医による院内対応
親知らずが骨の深くに埋まっていたり、神経に近いなどの難症例に対しても、口腔外科の専門知識を持つ院内医師が対応します。
基本的には外部への紹介に頼らず院内で一貫して対応することで、スムーズな親知らず抜歯治療体制を整えています(症状などによっては大学病院等へご紹介をするケースもございます)。
親知らずは将来の歯列や口腔内環境にも関わる重要な歯のひとつです。当院では、精密な診断と丁寧なご説明を通して、一人ひとりに合わせた親知らず治療プランをご提案いたします。
まとめ
親知らず抜歯後のドライソケットは、傷口を保護する血餅が失われ、骨が露出することで強い痛みが生じる状態です。数日後から痛みが強くなる場合などは注意が必要ですが、自分で見分けることが難しいケースもあります。予防のためには、強いうがいや傷口への刺激、喫煙、激しい運動などを避け、抜歯後の注意事項を守ることが大切です。親知らずやドライソケットについてお悩みの方は、名古屋市守山区の歯医者 おばた歯科・矯正歯科までご相談ください。
監修:医療法人社団 躍心会 理事長 鬼頭 広章
所属学会
国際インプラント学会 ICOI Fellow
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
日本顎咬合学会 会員
日本デジタル矯正歯科学会 会員
日本臨床歯科学会 SJCD 会員
MID-G 理事
名古屋臨床咬合研究会 NOAH 理事
K-Project 会員
取得資格
USC(南カリフォルニア大学)JAPANProgram 卒業
東京SJCDレギュラーコース修了
OSG(矯正アレキサンダータイポドントコース)修了
ITIインプラントコース ベーシック、アドバンス修了
エキスパートハンズオンCAMLOGコース修了
NOBEL BIOCAREサティフィケート多数取得
インビザライン矯正 ベーシックコース修了
5D アドバンスコース修了
2017年 MID-Gレギュラーコース、マニュアルコース受講
矯正LASコース受講
歯周形成外科マイクロアドバンスコース受講
CSTPC受講
2021年 ODGC (矯正診断コース)修了
アライナーオルソドンティクス6デイズコース
明海大学国際インプラント学会認定コース
ハーバード大学歯学部日本CEコース
認定医
日本デジタル矯正歯科学会
日本顎咬合学会
